DIGITAL TRANSFORMATION DX推進に向けた宣言

はじめに

建設業界は深刻な労働力不足と熟練技術者の減少という構造的な課題に直面しており、当社も例外ではありません。また、アナログな業務プロセスや部門ごとのITシステムの分断は、生産性の伸び悩みを生み出しています。これらの課題を克服し、「現場の疲弊を招かず、可能な限りSQCDE(安全・品質・コスト・納期・環境)を高いレベルで守る」体制を構築するため、私たちはDXへの取り組みを全社一丸となって推進します。

このDX推進は、単なるデジタルツールの導入ではなく、事業のあり方を根本から変革し、未来にわたって社会インフラの整備という責務を果たし続けるための経営戦略そのものです。

我々が目指すDXのビジョン

私たちは、以下の2つの基本方針を掲げ、事業のあり方を根本から変革していきます。

■方針1: 持続的な成長と競争力の強化

デジタルツールを戦略的に活用し、既存ビジネスにおける業務プロセスを抜本的に見直し、生産性を改善します。これにより、変化の激しい市場環境においても揺るぎない競争力を確保し、持続的な成長基盤を構築します。

■方針2: 新たな顧客価値の創造

社内に蓄積される様々なデータを利活用し、これまで見過ごされてきた顧客の潜在的なニーズを掘り起こします。データに基づいた新たな価値を提供することで、顧客満足度を最大化させ、ひいては企業価値全体の向上を目指します。

このビジョンの先に描く未来は、現場の担当者一人ひとりが、SQCDE(安全・品質・コスト・納期・環境)を最高水準で達成するための本質的な工事管理に集中できる環境です。データとデジタル技術を駆使し、工事着手前の「フロントローディング」と着工後の「予測管理」を徹底することで、現場が事後対応に追われる状況を根絶します。

ビジョン達成に向けた6つの戦略

ビジョンを達成するため、私たちは「基盤整備」「業務革新」「現場改革」の三領域にまたがる、相互に連携した6つの戦略の柱を全社的プロジェクトとして推進します。

1.内製的IT人材の創出「全員DX」

従業員一人ひとりがデジタル技術を駆使して自らの業務を改善できる企業文化を醸成します。

2.徹底的な業務効率化

建設現場及びバックオフィス業務の生産性を抜本的に向上させます。創出された時間を、お客様に付加価値を提供する業務に振り向けます。

3.システム環境基盤の整備

クラウド活用による現場の内製化をDX部門が統制し、API連携で操作をクラウドへ集約。二重入力を廃止しデータを統合することで、ブラックボックス化を防ぎつつ、データに基づく迅速な意思決定と現場改善を実現します。

4.業務システムの全体最適化

全社データのデジタル化と可視化により、経営層から現場までが共通の指標で迅速に判断できる環境を整備します。社内に眠るあらゆるデータを「意思決定の武器」へと昇華させ、データ駆動型の経営基盤を構築します。

5.次世代型建設DXの推進

国土交通省が推進する「i-Construction」へ積極的に取り組み、BIM/CIM、IoT、ドローンといった最先端技術を導入します。また、Excelや紙ベースの手作業からノーコードアプリ化により、現場情報のリアルタイム共有とペーパーレス化を推進します。

6.イノベーション促進

全社負担の検証体制で失敗を恐れず新技術に挑戦し、独自のAI環境構築で業務を高度化。自社開発ツールの外部展開と利益還元を通じイノベーションが自律的に生まれる競争力を創出します。

DX推進体制

本プロジェクトのオーナーは代表取締役社長が務め、その直轄組織として新設された「DX推進室」が各事業部門と連携しながら全社横断的な実行を主導します。

プロジェクトオーナー

代表取締役社長

プロジェクトマネージャー

管理部本部長

DX推進担当

  • 管理部DX推進リーダー
  • 営業部DX推進リーダー
  • 工事部DX推進リーダー
  • DX推進室

最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策

DX戦略の推進に必要なITシステム環境の整備を計画的に進めます。

1. 全社情報プラットフォームの構築

顧客情報、工事情報などを一元管理するクラウドベースの情報プラットフォームを構築し、データの可視化を推進します。

2. 業務自動化基盤の整備

全社的に利用可能なRPA基盤を整備し、会計処理や請求業務における定型業務を自動化することで、業務効率化を実現します。

3. 次世代型建設技術の導入

BIM/CIM導入に向けた3Dソフトや、ドローン測量解析ソフトを導入し、現場管理の高度化を支援するIT環境を整備します。

目標管理 (KGI/KPI)

DX戦略の達成度を測る指標として、以下のKGI/KPIを設定し、進捗をモニタリングします。

KGI (企業価値創造に係る指標) KPI (DX戦略実施による効果評価指標)
地域と未来をつくる
「最初に相談したい企業」になる
  • ・現場の働き方と生産性の飛躍的な革新
  • i-Constructionをはじめとする最先端デジタル技術の全現場への積極的導入と定着を完了し、全ての現場において、より安全で効率的な、業界トップクラスの労働生産性を実現します。
データと知恵で「働きがいNo.1」の組織を実現する
  • ・全社員の創造性を最大化する業務プロセスへの転換
  • 間接業務からムダな作業を徹底的に排除し、RPAやAIによる自動化を全面的に定着させることで、社員が付加価値の高い、より本質的な仕事に集中できる環境を確立します。
  • ・「データで決める」文化の定着
  • 全社的なデータ分析基盤を日常的に使いこなし、全社員が感覚や経験値に頼るのではなく、データに基づいた迅速かつ正確な意思決定を行うことを当たり前の習慣とします。
  • ・全社員のデジタル・マインドの育成と専門人材の確保
  • 社員の職種に応じた多層的な育成プログラムを提供し、デジタル技術の活用とデータ分析のスキル習得をサポートします。また、全社員のデジタルリテラシーを向上させ、誰もがデジタルを活用してアイデアを生み出せる土台を築き、新しい挑戦を加速させる高度なスキルを持った専門人材を戦略的に確保・育成します。

セキュリティ宣言

私たちは、サイバーセキュリティ対策を経営課題として認識し、継続的な強化に努めます。

SECURITY ACTION ロゴ

IPA「SECURITY ACTION」を宣言・取得

データの暗号化、アクセス制御、従業員へのセキュリティ教育の実施などにより、情報処理システムの安全性を確保し、定期的な監査で対策を見直していきます。

結びに

最後に、社長の言葉をもって、本方針の結びとさせていただきます。

「変わり続けなければならない。前進あるのみです。」立ち止まることは、後退を意味します。このDXという名の航海は、時に荒波に揉まれることもあるでしょう。しかし、全従業員が同じ船のクルーとして力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられると信じています。変化を恐れず、挑戦を楽しみ、金秀建設の新たな歴史を、そして建設業界の新たな未来を、共に創り上げていきましょう。

代表取締役社長 山内 昌茂

〒900-8527 
沖縄県那覇市旭町112番地1 金秀ビル東館4F

  • ■本社

    〒900-8527
    沖縄県那覇市旭町112番地1
    (金秀ビル東館4階)

  • 企画営業本部

    企画営業部
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    設計部
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    管理部
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    原価企画部
    TEL 098-975-9000
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    リニューアル課
    TEL 098-851-5229
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  • 管理本部

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    TEL 098-882-9940
    FAX 098-882-9932