金秀WomenKANEHIDE WOMEN

男性役員に聞く! 女性活躍
の取り組みについて

男性役員に聞く! 女性活躍の取り組みについて

2015年に女性の管理職比率20%を達成。
その取り組みを振り返り、男性役員に女性活躍推進の取り組みについて座談会を紹介します

金秀グループ社内報
「会報 かねひで133号(2016autumn)」より転載
※役職は当時のままです

平成25年に女性管理職比率20%を目標として結成されたW20も、その目標を達成し、今年度から
「WCST(ウィマンズチャレンジサポートチーム)」とチーム名が変わりました。
より進化した活動を目的にチームでは目標新たに意気込んでいます。
今回は、女性活躍の取り組みについて、それぞれの会社においてはどうだったか、お聞きしました。

◆参加者
 金秀鋼材(株)  島袋 博 専務取締役
 金秀商事(株)  仲松吉治 取締役執行役員常務
 金秀鉄工(株)  長嶺由智 取締役執行役員
◆聞き手
  WCST     崎間尚子次長
((株)金秀本社 総務本部総務部人事課)

各社においての女性活躍の取り組みは
いかがでしたでしょうか

自分から前に出るという姿勢が見てきており、
会社として大変好ましく感じています。
金秀鋼材(株) 島袋 博 専務取締役

金秀鋼材(株) 島袋 博 専務取締役

金秀鋼材で女性活躍の推進当初を振り返ってみますと、幹部職に就くことについて男性はもとより、女性社員自身も家庭と仕事の両立は厳しい面があると、決めつけているように思えました。
また、管理職という職責は女性には大変そうだから、あえて推薦しないことが『優しさ』と勘違い(配慮と遠慮のはき違え)していることも分かってきました。

金秀グループ横断的に組織されたW20ワーキングチームの活動などを通し、女性社員の意識も変化してきたと思っています。

社内でもまずは幹部職としてスタートさせて、上司も一緒に考えサポートする事で彼女らの真摯に業務に取組む姿勢を周りも認めるようになってきました。
研修等及び会議での参加で発言の機会を通し発表力が付き、積極性も出て来ました。
また、今では自発的に企画(女性社員の交流会・安全パトロールの巡視)するなど自分から前に出るという姿勢が見てきており、会社として大変好ましく感じています。

出来る事を探そう、出来ない事はひとつひとつ潰していこう
金秀商事(株) 仲松 吉治 取締役執行役員常務

金秀商事(株) 仲松 吉治 取締役執行役員常務

まず初めに、女性管理職20%の取り組みが実行できたのは、トップの強い信念があってこその結果だと断言できます。
当社においては、取組を始めたころは、社員の不安な声も聞こえてきました。当然といえば当然で、これまでやったことのない大きな取組ですので不安に思う社員は多かったと思います。 実行する私たち役員も絶対にやる、という事だけは言い切って、さてどう実行していくか多くの議論を交わしていました。

はじめに、女性の店長を増やすという所から取り組んだわけですが、やはり多くの懸念材料が出てきました。「重たい荷卸しは?」「深夜はどうする?」「子供は?」出来ない意見しかでてこない。
出した答えは、「出来る事を探そう、出来ない事はひとつひとつ潰していこう」という事でした。
うちの社員は賢いのでしっかり見ているんです。
「これはパフォーマンスなんじゃないの?本気でやるつもりなのか?」と。こちらも本気ですので、昇格した女性社員には、「大丈夫、出来るよ、何も問題ないよ」暗示をかけるように言い続けて、とにかく実現して継続するために徹底したフォローを行いました。

結果、店内の雰囲気が明るくなり男性目線では気づかなかった改善がみられるようになり、女性社員自身も少しずつ自信も出てきているように見えました。

そんな中、思いがけない意見が出てくるようになりました。男性社員です。
「女性ばかりで、羨ましい。我々も指導や講習を受けたい。」そんな意欲的な意見が聞かれるようになりました。 これまで女性に限ってはそういった研修等を受ける機会がなかったので、その差を是正しているのだという認識でしたが、男性社員にとっては「このままでは追い抜かれる」という焦りも生まれたかもしれません(笑)。 いずれにしても、よい刺激となった事はいうまでもありません。現在では男女を分けずに研修を行い、切磋琢磨しています。

資質や実務経験は申し分ないのだから、現場の経験はなくとも、自信を持って自分の出来る事をしっかりやればいい。
金秀鉄工(株) 長嶺 由智 取締役執行役員

金秀鉄工(株) 長嶺 由智 取締役執行役員

我が社においては、今、金秀興産(株)の山城敦子社長の存在が大きかったと思います。当社に在籍されていた時に、男性幹部職の中で、管理部長を経て執行役員を務められていた事が、女性の後輩たちへの良い見本となっていると思います。 管理部では、実際に後輩が、会社をどうすればよい会社になるか等を自主的に考え行動し、幹部職の鏡にもなっています。 そして今年は、課のほとんどが男性という工事課でも管理職が誕生しました。

登用にあたって、はじめに言った事は「男性の課長の仕事と同じようにできなくてもいい。」という事でした。 管理職だからと言って皆同じではなく、評価されているスキルや専門分野は本当に様々です。 「資質や実務経験は申し分ないのだから、現場の経験はなくとも、自信を持って自分の出来る事をしっかりやればいい。」という事を話しました。男性だってはじめからみんな出来るわけではないですし、少しずつ経験していって出来るようになると思います。
また我が社では、今後平均年齢が段階的に下がっていきます。子育て世代を抱える事になりますが、今は男女関係なく育児に参加する時代です。女性だけではなく、お父さんにもどんどん育児参加してほしいと思っています。 そして、子育てしながら仕事も続けてほしい。長い目で見れば、手がかかる子供もいつか手を離れていきます。女性が働きやすい会社は男性も働きやすいと思っています。
そして、多くの女性社員が、金秀グループの規定を活用し、子育てしながら仕事も続けてほしいです。最後に、女性が働きやすい会社は、若い男性社員も働きやすい事だと思っています。今後も環境創りに、力を注いで行きます。

他に感じた事、印象的な事をお願いします。

そもそも女性社員の数が少ないのですが、今後は 採用から考えていく事も課題です。
金秀鋼材(株) 島袋 博 専務取締役

金秀鋼材(株) 島袋 博 専務取締役

来年、金秀グループ創業70周年を期に100年企業を目指すべく人材育成が大切になってくると思われます。今後、時代は少子高齢化における人材不足がもう目の前に迫っていて、女性の活躍が喫緊の課題です。 これまでは、男性中心のやり方で問題なかったことも、100年企業になる頃は全く違っているのでしょう。今はそこに向けての一歩なのだと思いますよ。
時代が変わるのだから、我々も変わっていかないといけないです。今やらなければ将来時代についていけないという危機感も持っています。

重量物を扱う我が社では、そもそも女性社員の数が少ないのですが、今後は採用から考えていく事も課題です。また、既存のあらゆる部署においても、女性活用の推進を進めていく事を考えていき、まだまだ改革できる事はあると思います。

女性が抱える家庭的な役割も含めて理解し、
サポートしないといけないと思います。
金秀商事(株) 仲松 吉治 取締役執行役員常務

金秀商事(株) 仲松 吉治 取締役執行役員常務

会社として女性が抱える家庭的な役割も含めて理解し、サポートしないといけない、と思います。仕事に対して家庭の理解も得られているとさらに心強いと思います。 夫婦で商事に在籍していて、奥さんが幹部職に登用される場合は、旦那の方にも僕は説得しに行きますよ(笑)。

また昇格した女性社員達については今我々が手を離していても、独り立ち出来ている状況ですが、まだまだ後追いサポートの徹底を継続します。 今はある程度、女性活用の取り組みも定着し実績も出て社内でも理解を得られてきていますが、さらに発展させていきたいと思います。

女性の影響力ってすごくいいなって思いました。
金秀鉄工(株) 長嶺 由智 取締役執行役員

金秀鉄工(株) 長嶺 由智 取締役執行役員

女性社員は子育てを両立されている場合が多いので、定時に仕事を終わらせるためにきちんと業務の効率化を考えて行動しているな、と思います。

印象的だったのは、とある女性社員に雑談で、「土木施工管理技士の試験を受けてみたら」と何気なく言ってみたら彼女本人だけでなく、周囲にも「受けてみようよ」と声をかけていて、数人の有志で挑戦をしていた事です。 その中から一次試験の合格者も出ています。

皆で、声を掛け合う事で楽しみながら挑戦して結果レベルアップにつながり、とてもいい影響だなと思いました。女性の影響力ってすごくいいなって思いました。

これまで実際女性活躍するために、見守ってくれながら指導にあたる3名の取締役へこれまでの取り組みや意見を聞いていると、 私たち女性一人ひとりへ温かい目で時には厳しくも指導していただける環境で働いている金秀グループのありがたさを実感すると共に、今後急速に取り巻く環境へ対応するためにも、 今いる女性一人ひとりの活躍が必要とされているという事を改めて実感しました。

女性活躍は、能力を活かしてイキイキと働くという事。これまで男性中心であった事が女性にも出来るようにするという事は、様々な業務のあり方を変化させる事になります。

時代はもう私達が思っている以上に早く変わってしまうかもしれません。

100年企業を目指すために、男女関係なく社員一人ひとりが考えて取り組んでいくべき課題だと感じました。

(崎間尚子)
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