鉄骨を加工するための、1次加工という一番初めの作業工程で、鉄骨の切断を担当しています。これは職人さんが溶接する前の工程で、決まった長さや勾配に合せて切断する（寸法切り）仕事です。

取り扱っている鉄骨はそれぞれ製品ごとに寸法は異なっているので、事務所で作成した加工シートの情報を確認し、切断する機械に製品名や寸法を打ち込み、専用の機械を操作して進めます。工場にはたくさんの種類の機械があるので、それらの機械を覚えて、全部操作できるようなるのが今の目標ですね。

社員は若手もいますが、年齢差が大きいベテラン社員が多いですね。その分色々教えてくれたり、昔の経験談を語ってくれたりと、年配の社員がいるからこそ聞ける経験が詰まった話が面白いし、同世代からは聞けない貴重な話だなと感じます。

挨拶や礼儀はとても大事だなと思います。
切断工程で使用する加工シートは僕の同期の社員が作ってくれているんですが、馴れ合いにならないように「ありがとう・お願いします」をちゃんと伝えることはいつも心掛けています。上司部下の関係でなくても、誰に対しても礼儀や挨拶を大事にするのは、高校野球部の部活動で身に付けたもので、今も大事にしています。

僕は野球部の活動にかなり力を注いでいたので、卒業時には、資格をあまり持っていませんでした。でも入社してからでも、頑張れば資格は取れます。

誰でも入社して初めの時期は仕事が分からないのが当たり前だと思います。しばらくは教えてもらう立場だからこそ、やる気があれば先輩からたくさん吸収して成長していけるのかなと思います。